いったいいつ出発するか、JRからは遅れますのアナウンスのみで不安が募るなか
伯備線特急八雲が到着し、高知行き特急南風も18分遅れで出発しました。
勉強する本も持ってきたのですが、在来線はゴトゴトするしとても学術誌なんか読めません。
最近は新幹線ばかりですっかり忘れていました。
調達したチュウハイとつまみを食べてすこしウトウトしているうちにあっというまに
瀬戸内海を横断して香川県内に到着。
しかし予想したよりも香川県内が長い。高松から宇多津、丸亀、善通寺(順不同)、
行けども行けどもも高知県という雰囲気になりません。
途中の有名な日本の秘境、大歩危は午後11時半ごろに通過。
真っ暗ですが一瞬見えた車外は真っ白でした。
今日になってもあのあたりでは孤立している方々がおられるとのこと、四国で雪で孤立なんて想像できませんが、スタッドレスタイヤなど準備されているのでしょうか。救援に赴いた役場や自衛隊の皆様、ほんとうにお疲れ様です。
物見遊山のマスコミはヘリコプター飛ばすのなら救援物資持っていけ。
院長も電車が立ち往生するのに備えて残っているビールや食料を再確認。
高松から向こうになると何も売ってないよと聞いていたのでした。
スマホ(ドコモ)もしばらく圏外でした。
ともかく電車は止まることもなく無事に(土佐山田からは近い)、
20分遅れの深夜12時30分ごろに高知駅着。
たくさんはいない乗客も三々五々解散したのでした。
眠り込んでいた若いお客さんは車掌さんに起こされていました。
そういえば乗務員のかたはみな院長よりだいぶ年上に見え
失礼ながら深夜業務たいへんだなと思いました。
高知駅では坂本竜馬とおりょう(たぶん)夫妻が迎えてくれましたが
もちろん売店も何も閉まっています。