2014年9月6日土曜日

木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか

院長は別にプロレスファンではありませんでしたが、
子供のころは午後7時とかのゴールデンタイムに普通にプロレス中継がありましたから見てました。
アントニオ猪木、ジャイアント馬場、ビルロビンソンのころです。
その頃すでに力道山は過去の人でしたが、無敗の柔道王といわれた木村政彦が
なぜ元力士の力道山に敗れたのか。
総合格闘技の時代になっても、
オリンピックでメダルを取ったような柔道のトップ選手がなぜ勝てないのか。
いつも疑問に思ってました。

”木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか(上下)” 増田俊也 新潮文庫
自身も柔道部出身の著者が、伝説の一戦の内情をリアルに書いています。
”木村の前に木村なく、木村の後に木村なし” といわれた木村政彦が超人的な練習で
無敗の王者となり、その後プロ柔道を興し失敗していく強烈な人生を描いています。
”永遠の0”の百田氏も絶賛。
ぜひご一読を。
それにしても旧制高校、旧帝大って柔道も強かったんですね。
現代からは考えられません。