2012年10月14日日曜日

アーカイブ

ホームページの”院長の日常から”は徐々に消していくので、記憶量の多そうなこちらのブログに記録しました。ですので同じものです。

  • 10月10日                                                   連休明けの9日(火曜)、クリニックは混みあって開院以来最多の患者さんの人数を記録しました。オリンピックとか世界選手権なら新記録と喜んでいればいいんですが、医療機関なんですから正確な診療と待ち時間の短縮が大事な目標です。スタッフ一同最高の診療を目指してできる限りの努力をしていますのでご了承ください。
  • 10月6日 
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先日は南区医師会の講演会で広島大学病院整形外科の田中准教授先生の座長を務めました。さまざまな痛みをきたす疾患の中で腰痛はもっとも診断も難しい奥の深い疾患なのです。
広大整形では院長の2年後輩ですが学識に富む田中先生に明快な講演をしていただきました。
  • 9月28日
    いま日本でもっとも肩の病気の治療で有名な先生のひとり、千葉船橋整形の菅谷先生の講演をクリニックの理学療法士3名と聴きました。さいわいにも外来が順調に終わったので午後7時半の開演に何とか間に合いました。とても明快な内容でたいへん勉強になりました。それにしても整形外科医師40人、療法士100人、放射線技師20人もいるとはすごい整形外科病院です。
  • 9月25日
    診療時間を改定しました。平日は13:00まで午後は18:30までとしました。
    最近はぎりぎりに来られる患者さんもおられ、
    その場合は終了が夕方だと7時を回ってしまうこともたびたびでスタッフももう限界なのです。
  • 9月21日
    ネット上の医療に関する情報はウソ、デタラメ、間違いばかりです。
    公的な病院、研究所などは間違いありませんが、そうでないところはホントにひどい。
    大手ポータルYAHOOもデタラメです。
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    どこがデタラメか医者ならみんなひっくり返ってあきれる記事です。長くなるので続きはブログのほうに書いています。Y新聞はもとより読みませんがこのまま掲載されているのなら全国紙ももう終わった存在です。医療以外のことは疎いのですがデタラメだらけなのでしょうね。
  • 9月18日
    連休明けの火曜日、受診された患者数が開院以来最高を更新しました。幸い集中する時間帯が分散したためにそれほどは混まなかったと思います。忙しいのは大変ですが、クリニックに対する患者さんの信頼を感じられるのは幸せです。
  • 9月13日
    広島大保健学科理学療法専攻の学生さん約30名が当クリニックに施設見学に来られました。みんな緊張感ある面持ちでキリっとしており、好感が持てました。真っ白な制服で医学部から遠足のように行列して来られたのでしょうか。
  • 9月11日
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    先日の臨床整形外科会では座長を勤めさせていただきました
  • 9月4日
    南区医師会医療安全・院内感染対策研修会に看護師Yさんと参加しました。夜7時からの遅い研修会でしたがたくさんの受講者でいっぱいでした。忙しい診療の中でも安全・感染対策にはいつも気をつけています。
    ちなみに当クリニックの看護師さんは採血・点滴も上手なスタッフばかりです。
  • 8月26日
    第45回広島リウマチ研究会で主任看護師Kさんが関節リウマチ患者のフットケアについて発表しました。
    リウマチ患者さんは足の変形によるたこの痛みに苦しんでいる方が多く、整形外科系の当クリニックではその治療に挑んでいます。
    本人はずいぶん緊張したといっていますが、広大リウマチ科の教授からもいい発表だったと評価していただきました。
  • 8月10日
    久しぶりにリウマチの勉強会が開かれ、深夜12時くらいまで突っ込んだ議論が行われました。
  • 7月30日
    新しく常勤の理学療法士Iさんがスタッフに加わってくれます。長年さまざまな治療を学んできたIさんが加わり、4月以降人手不足でお断りしてきた患者さんの治療もできるようになります。
    8月からは厚生労働省認定の運動器リハビリテーション施設基準(Ⅱ)に復帰し、より充実した治療ができるようになります。
  • 7月8日
    パートタイムで来てくれる理学療法士Hさんの歓迎会を兼ねて恒例の職員宴会を行いました。
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    日曜急患診療もあって13日間連続診療でへばっていましたがリフレッシュし、来週も全力投球できます。
  • 7月6日
    昨夜は広島大で開かれたリハビリテーション研究会に出席しました。講演したのは院長の山口大の同級生だったK先生、学生時代から頭の回転が速く、なおかつ医師として真剣に病気と患者さんに対していくであろうと思わせる逸材でした。18歳の頃とまるで変わらない関西弁です。
  • 7月2日
    昨日は広島市医師会の休日当番医でした。約10ヶ月ぶりの当番医ですが昨年の37人を上回る51人の患者さんが受診されました。
    縫合を要する傷、ギプスが必要な骨折、整復が必要な亜脱臼などもあり、また子供や高齢者の患者さんだと両親兄弟が付き添いで来てクリニックの広い待合室も子供の泣き声や走り回る音で一杯でした。
    応援のスタッフにも来てもらって全力で診療しました。救急というのはその診察1回で勝負しなければならない厳しい診療なので、アドレナリン全開で夜やっと帰宅してもなかなか眠れないのがつらいところです。
  • 3月21日
    昨年秋、広島市民病院リウマチ膠原病科から紹介していただいた患者さんが転勤のために広島から離れることになりました。診療したのはたかだか半年くらいですが、最後に”市民病院の先生に優しい先生のところに紹介してくださいとお願いしてこのクリニックに来るようになり、本当によかった”と言っていただきました。祝日明けで混みあった一日でしたが幸せな気持ちで診療できました。患者さんの一言が私たち医療者にとって何よりのエネルギー源です。
  • 2月18日
    第44回広島リウマチ研究会で演題を発表しました。動画を取り入れた演題なので、動画の作成やフォーマットの検討などいろいろたいへんでしたが、美しく発表できたと思っています。
    今期から研究会の世話人にもなりました。整形外科からは手術に関する発表が待たれます。
  • 2月15日
    旭町のフジイ書房が今月末で閉店してしまいます。院長は中高と毎日学校帰りに立ち寄っていました。実家にある数百冊の蔵書はほとんどここで買ったものです。クリニックの雑誌は全部ここで買っていました。
    町の個人書店が絶滅していくなか、工夫が感じられる本や雑誌が並ぶフジイさんは大丈夫だと思っていたのですが。がっかりしてなにもする気にならない1週間でした。町から本屋がなくなるのは、本屋で本を買わなくなったお客の責任でもあるのです。
  • 2月2日
    ケーブルテレビで免疫ミルクのコマーシャルをやっていてびっくり。免疫ミルクなんて効果ないのは明白なんです。
    だいたい牛の免疫を上げたとしてもそのミルクが人間の免疫を上げるなんてよく考えるとあり得ない話です。牛と人間はまったく違う生き物なんですから。
    アトピーに効いた、ガンに効いたなどと言い放題のコマーシャル、視聴者の皆さんが引っかかりませんように。そんなもので治るなら苦労はありません。
  • 1月29日
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    28日~29日横浜市大で開かれた関節画像研究会の研修会に出席しました。
    エコーを導入して一年の当クリニックですが今回は中級コースに申し込み(上級コースは存在しません)、十分なレベルに達していることを感じました。
    主催の石ヶ坪教授はじめ横浜市大のスタッフ、講師の東京女子医大膠原病リウマチ痛風センターや千葉大の先生がたにはたいへんお世話になりお礼申し上げます。
    研修会の様子がホームページでアップされています。もちろん広島県からは一人だけでした。
    院長も2箇所で写っていますが、わかりますか?。
  • 2012年1月25日
    帚木 蓬生(ははきぎ ほうせい)著”風花病棟”(新潮文庫590円)をぜひお読みください。
    東大からTBS入社を経て医学部という異色の経歴を持つ現役の精神科医でもあり、山本周五郎賞、柴田錬三郎賞、新田次郎賞など多数受賞しているバリバリの小説家である帚木 蓬生氏の短編集です。
    院長がなにを考えて診療に当たっているか、この本にはとても鮮やかに描かれています。このホームページでぐずぐず書くより何万倍もイメージ豊かに!
    帚木氏は65歳で院長よりだいぶ年上ですが初老を迎えた院長としてもまさにそのとおり!と膝を撃たんばかりです。素晴らしい文学の力を感じさせられました。医師としてなにができるか、そのために毎日クラクラしながら全力で診療しているのです。
    ぜひご一読を。
  • 2011年11月20日
    以前教えていただいた東京女子医大膠原病リウマチ痛風センター整形外科教授の桃原茂樹先生の講演を聞きました。その後の懇親会でお話ししたのですが、私が女子医大で研修したときからもう8年も経っているのに二人とも唖然としてしまいました。光陰矢のごとし。
  • 2011年10月19日
    主任看護師Kさんと、医療安全・院内感染対策研修会に出席しました。患者さんをフルネームでお呼びするほうが間違いが起こりにくいのですが、個人情報保護の点からは好ましくないようです。かといって○×番のかた、というように番号でお呼びするのはしたくありません。医療というのは患者さん一人ひとりの人生を尊重するもので、番号化してはそれぞれのありかたを抹消してしまうと思うのです。
  • 2011年7月18日
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    神戸で開催された日本リウマチ学会に出席しました。リウマチ関連では日本で一番大きな学会で、院長も久しぶりに評議員会に出席するためにやってきました。
  • 2011年6月19日
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    平和大橋西詰めにあるジュノー博士記念碑で開かれたジュノー博士記念会に出席しました。スイス人であるマルセル・ジュノー博士は原爆投下直後の9月に、赤十字を代表されて広島を救援された医師です。
    15トンもの医薬品を持ってこられ、たくさんの被爆者を治療されました。今年は没後50年であり、ご子息、駐日スイス大使、日本赤十字社長、広島市長、広島県医師会会長(主催者)など出席されていました。
  • 2011年2月22日
    今夜放送された”ためしてガッテン”、肩こりについてでしたが、誤りとはいわないまでも余りにも省略した説明です。胸郭出口症候群は聞きなれない病名ですが整形外科医なら誰でも知っています。
    この病気は肩凝りやしびれ、痛み、運動障害に至るまで実にさまざまな症状を呈し、運動器の病気のなかでもわかりにくいものです。
    番組で取り上げたのは胸郭出口症候群のなかの牽引型といわれる一部の病型に過ぎません。私が雑誌に執筆するためこの病気を勉強した時代から20年以上経ちますが診断、治療にさしたる進歩は得られておらず残念な結果に終わっています。番組に出てきたバンドはアドバンフィット社のKSバンドで、10年以上前からあるのです。胸郭出口症候群の患者さんは手を上に上げると症状が出るタイプの患者さんが多いし、鎖骨のレントゲン像など参考にしかなりません。脊椎の横突起や斜角筋が神経血管を圧迫して起こるタイプを完全無視しているのも納得できません。
    インターネットを検索してみるとでたらめな金儲け志向のサイトも多く気分が悪くなってしまいました。
    私はこれまでの経験から胸郭出口症候群(下垂型)の治療はなかなか難しいと感じています。
  • 2010年9月16日
    昨日中国労災病院(呉市)の整形外科・リハビリオープンカンファレンスで講演させていただきました。