中国新聞によると、岩国のはずれにあるこの蔵は
純米大吟醸酒なら日本一の生産量で、海外にも1割は輸出しているんだそうな。
広島でも東京でもちょっと利いた風な居酒屋では獺祭がないところはめったないでしょう。
確かにしっかりした味でぶれがない。なにしろ山田錦(酒米の銘柄)で純米大吟醸以外は作らないんだから。
計画生産量では日本中の山田錦の2/3をこの蔵で使ってしまう計算だとか。
さすがに無理なんで山田錦を増産したくても農水省の規制のため難しいんだとか。
農地の転用の規制とか新規農業者に対する規制とか、役所って邪魔をするためにあるのでしょう。
院長は準地元山口のお酒なんで余っているようなら呑みますが、他の蔵が個性を打ち出す時代にはちょっと弱い感じがします。
しかしいつでもどの獺祭呑んでも同じ味、というのはブランドイメージとしてとても大事だと思います。有名銘柄のワインやシングルモルトスコッチなどもおなじ路線だから。