2013年5月11日土曜日

投資詐欺事件のMRIですが

1300億円がなくなった?と騒がれているMRI社の投資詐欺事件ですが
診療報酬を担保にとる融資会社は日本にもあるのです。
診療に対する対価が国民健康保険や社会保険支払基金から入金されるのは
約3ヶ月後ですから、その間がピンチなわけですね。
報道では保険会社(アメリカですから当然民間会社が主流でしょう)に請求しても
払い込まれるのは約3割だけなので、そこに診療報酬担保会社が介在するとのこと。
とうぜんその会社も手数料を取るでしょうから、医療機関にわたる対価はさらに少なくなります。
TPPになると医療制度もアメリカ同様になる可能性が高く、やはり反対しなければなりません。

私たちのクリニックにも、診療報酬を担保にした融資を誘うメールが来ます。
利率も高いし返済期間も短いし、よほど苦しい病院しか手を出さないと思うのですが。

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●設備投資資金

●短期借入金からの長期借換資金
●建物の改装資金
●病院・介護施設の買収資金
●一時的な短期資金
その他、資金に関するニーズに対応致します。

【貸付条件】

ご契約対象:法人様・個人様
貸付の種類:診療報酬・介護報酬・調剤報酬
ご融資限度額:100万~10億円(要審査)
貸付利率:5.4%~15.0%
返済期間:3ヶ月~18ヶ月(長期もご相談下さい)
遅延損害金:20.0%