2013年5月31日金曜日

鹿島建設が施工しています

福島第一原子力発電所の地下に流入する地下水を押しとどめるために、地中にパイプを打ち込んで冷却液を循環し土を凍結させる計画を大手ゼネコン鹿島建設が発表したそうです。
なんとも斬新な方法に聞こえますが、凍結させる手法はすでに実績もあるようなのでびっくりです。
ところでクリニックのある広島イーストビルと、マックスバリュやワーナーマイカルのある商業棟はどちらも鹿島建設が作っています。

2013年5月29日水曜日

5月ももう終わり

あっという間に5月も終わりです。
連休中の怒涛の休日急患診療から始まって、あわただしく1ヶ月が終わりました。
同窓会や日本整形外科学会があったり(院長は特段なにもしていないにもかかわらず)
私的には生まれてこのかた最も短い一ヶ月だったような気がします。

病気の治療が順調に行っている患者さんのことで悩むことはないのですが、
診断がつかないとか治療の経過がよくない患者さんをどうするか、
夜中や休日も悶々と考えているとすぐに時間が経っていきます。



2013年5月28日火曜日

根拠のない検査・治療はやめるべきです

財務相の諮問機関が財政健全化のため報告書を作ったという。
介護保険給付を要介護度の高い人に重点配分することや、薬価の健康保険適用は後発医薬品(ジェネリック)の価格を上限とすることなどを提案したそうな。
その意味が検証されてないメタボ検診(特定健診)は止めないんですか?
体格を無視してお腹周りなんか測ってもしょうがないでしょ?
本人の意思もないのに、胃ろうや点滴で医療者から見て自分ならゼッタイされたくない延命処置にも莫大な手間と費用が浪費されています。介護保険審査会で毎回そんな症例が出てきます。
この国では自然に亡くなるということがいつから恥ずかしいことになったのでしょう?
院長の祖母はこの冬眠るように自宅で亡くなりました。


2013年5月27日月曜日

日本整形外科学会終了

整形外科学会初日(木曜日)の夕方に開かれた全員懇親会の鏡割り
一番右端に半分写っているのが、カープ初優勝メンバーのホプキンスさんです
英語のアナウンスで”法被”を”ハッピー コート”と言ったようなのが面白かったですね
好天にも恵まれて数千人が広島を訪れ、経済効果もなかなかのようでした

日曜最後は神戸大の高名な感染症科岩田教授の講演を聴講しました
岩田先生がアメリカで仕事されていたときにメールマガジンを読んでいたのですが
ご本人を見たのは初めてです
なんと学生時代は現広大整形越智教授の授業を受けておられたと聴いてびっくり

2013年5月24日金曜日

日本整形外科学会が始まりました

院長もかつて勉強させていただいた東京女子医科大学膠原病リウマチ痛風センターの
桃原教授、猪狩准教授、矢野先生(全部男性です)と広島で開催されている学会でお会いしました。
全員懇親会でものすごい混雑のなか、探すのだけで一苦労。
猪狩先生とは10年ぶりの再会でしたが、お互いに見た感じも変わってなくて見たとたんに判りました。
自由闊達で仕事のできる女子医大リウマチセンター整形外科は働き甲斐のある医局です。

2013年5月23日木曜日

ミシュランマンってなんだ

フランスのタイヤメーカー、ミシュラン社のマスコットはタイヤを積み重ねたちょっとぶきみなキャラクターで1898年以来ビバンダムと呼ばれていたはずですが、いつのまにか日本ではミシュランマンというなんともつまらない名前になってしまいました。
昔のビバンダム君は怪奇映画に出てきそうなタイヤ男でした。
http://www.michelin.co.jp/Home/About-Michelin/Michelin-Man/profile
研修医のごろ古書店で1冊100円でまったく読めないフランスのミシュランガイドを買って
何年も大事に本棚においていたものです。
フランス全国の道路地図でしたからすごく分厚くて、当然のことながら地図ばかりで
たまに出ているナイフとフォークの意味もまったくわかりませんでした。
ちなみに院長の前の愛車はミシュランのタイヤを履いていましたね。
今の車はブリジストンですけど。

2013年5月19日日曜日

福山雅治ってすごい

日曜の夕方、仕事を片付けにクリニックに向かう車中でFMを聴いてました。
番組の司会、福山雅治は辛いものが苦手で、それは胃腸がよわいのと、辛いものを出すときに出口が痛かったり裂けたりするからなんだと言ってました。
”出口”が”裂ける”、リアルな想像ができることを放送でしゃべってしまうのが
日本一モテル独身男性、福山雅治というのがすごいです。

2013年5月17日金曜日

出ましたミシュラン広島版

テレビも新聞もラジオも大々的に取り上げるのでびっくりです。
たかだかタイヤ会社のガイドブック、そこまでしなくても。
広島の食事情は”快食.com"(ミシュランもずいぶん参考にしたらしい)のほうが
よほど頼りになります。
とはいえ広島を盛り上げる企画の一環としては歓迎です。
三ツ星の”なかしま”、めったに行けないけどかなり以前からのお馴染みなので
寡黙に調理に打ち込む大将、支える元気な女将さんには
心よりお祝い申し上げます。

2013年5月14日火曜日

キャベツなんですけど

1月に苗を植えたキャベツですが、ヒワがやってきて食べてしまうし、土の質が悪いのかやたらに葉っぱが硬くて生食は無理っぽいです。
大きくなった葉っぱの食べられそうな部分を切り取って、妻が炒め物や野菜ジュースを作るときに混ぜてくれるんですがビミョーにかわった味がします。
緑色が濃いのでビタミンも多いといいんですが。

2013年5月12日日曜日

臓器移植手術は週末に

11日国立病院機構呉医療センター(広島県)でなくなられた方からの脳死臓器移植が行われると報道されています。
 心臓は東京で10代女性、肝臓と腎臓は広島大病院で、膵臓は愛知県で移植されるとのことです。長い手術と手術後の術後管理もたいへんなことでしょう。週末以外は以前から予定された手術が一杯でしょうし臓器の状態からも週末の手術になるのでしょうが、手術に関係される医療者の皆さんは休日返上徹夜の方も少なからずおられることとお察しします。
 院長も若い頃は手術室や控え室で徹夜して翌日普通に勤務なんてことも時にはしたことがありますが、30代も半ばを過ぎるとつらいでしょう。かといって定例の外来日を休診すると受診予定の患者さんはがっかりされるでしょうし。外科系医師の勤務は過酷ですが、日本ではみんな横並びなんで成り手がどんどん減っています。それにふさわしい個性の強い医師が多いような気もしますけど。
 今日も連休の余波で午後まで混みあい、昼食が午後5時を過ぎた院長でした。待ち時間も長くなってしまいましたが待つ価値のある診療のため研鑽を続けています。

2013年5月11日土曜日

投資詐欺事件のMRIですが

1300億円がなくなった?と騒がれているMRI社の投資詐欺事件ですが
診療報酬を担保にとる融資会社は日本にもあるのです。
診療に対する対価が国民健康保険や社会保険支払基金から入金されるのは
約3ヶ月後ですから、その間がピンチなわけですね。
報道では保険会社(アメリカですから当然民間会社が主流でしょう)に請求しても
払い込まれるのは約3割だけなので、そこに診療報酬担保会社が介在するとのこと。
とうぜんその会社も手数料を取るでしょうから、医療機関にわたる対価はさらに少なくなります。
TPPになると医療制度もアメリカ同様になる可能性が高く、やはり反対しなければなりません。

私たちのクリニックにも、診療報酬を担保にした融資を誘うメールが来ます。
利率も高いし返済期間も短いし、よほど苦しい病院しか手を出さないと思うのですが。

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●設備投資資金

●短期借入金からの長期借換資金
●建物の改装資金
●病院・介護施設の買収資金
●一時的な短期資金
その他、資金に関するニーズに対応致します。

【貸付条件】

ご契約対象:法人様・個人様
貸付の種類:診療報酬・介護報酬・調剤報酬
ご融資限度額:100万~10億円(要審査)
貸付利率:5.4%~15.0%
返済期間:3ヶ月~18ヶ月(長期もご相談下さい)
遅延損害金:20.0%

2013年5月5日日曜日

指紋がない

昨日は一日ぐったりだった院長ですが、それでも夕方からカルテの仕上げのために出勤して2時間ほど働き、自分へのご褒美ということでお気に入りのワインバーで食事。フレッシュな風味のテリーヌがとてもおいしかったです。生き返りました。
流川通りも若い人中心にたくさんの人出でしたし、連休でも開けているお店が多そうでした。私たちもがんばらなくては。
休日診療日は時間がないので素手でギプスを巻いたりしたので右手の人差し指と中指は指紋がなくなってしまいました。ギプスの樹脂がくっついたためなんで、1週間もすれば元通りになるでしょう。

2013年5月4日土曜日

やっぱりタイヘンでした

たくさんの患者さんを覚悟して朝一から気合満々の院長でしたが
朝一からたくさんの患者さんでタイヘンでした。
ちなみに新患70人です。
今日はじめてあって話をして診察する患者さんが70人!
予約が何ヶ月待ちという診療所では週に予約2名とからしいので
70人ならそれだけで8ヶ月待ちということになりますね。
今日はトイレに2回立っただけで昼休みもなくぶっ続けで10時間診療しましたが
院長も寿命を2年は縮めてしまったように思います。
いまの体制で休日診療を続けるのは絶対に無理。来年は辞めさせてもらいたい。

2013年5月3日金曜日

今日は広島市医師会休日急患診療日です

4連休前、クリニックは今年の最多患者数を更新しました。
お休みの前に心配なところを診てもらおうと考えるのはしごく当然のことです。
院長はじめスタッフの多くは昼休みもあまり休めませんでした。

明日は広島市医師会休日急患診療当番なので
広島市(旧市内+佐伯区)でここだけ整形外科の診療を行います。
ぶつけて切った、スポーツで怪我したなどの患者さんで
朝から夕方6時までまでぶっ続けで忙しい見込みです。
医師会はマスコミでは当然のように悪役ですが、
任意団体である医師会の役割でなければだれも引き受けません。
今夜も深夜1時を回って、もういい歳の院長も休みたいです。
医は仁術を信じる医師会のメンバーが無理して働いているので
TPPになればだれも休日に働かない、あるいは法外な料金を取るようになるでしょう。
医師会の既得権とか寝ぼけたことを言ってる評論家は
医療の現場で24時間働いてみて発言してみなさい。

2013年5月2日木曜日

5月になりました

ゴールデンウィークだというのに夜は結構寒いですね。
汗かきの院長も最近はすっかり冷え性で足が冷たいです。
土曜日は県臨床整形外科医会の幹事会に出席しました。
みなさん院長より先輩の先生方で、若僧の院長はなにもできないんですが
今後の役割の引き継ぎを迫られて困ってしまいました。
クリニックの診療と運営には力を尽くしていますが
団体の幹事とかできる器ではないんです。