2013年3月31日日曜日

金曜日は医師会関係の会議に区医師会長の代理で出席。
診療が長引いてかなり遅刻してしまいましたが、となりが先輩の先生だったこともありギリギリで迷惑をかけずに報告義務を果たしました。
医師会は地域の保健事業を市役所、薬剤師、看護協会の方々と人知れず担っているのです。午後9時にクリニックに戻ってもう一仕事してヘロヘロと帰宅しました。院長より高齢の先生方が多いのですが皆さんタフですね。

2013年3月28日木曜日

パナソニック ヘルスケア事業部を売却

パナソニックのヘルスケア事業部で、電子カルテ部門はどうなるのでしょう?
旧三洋電機がやっていた電子カルテ”メディコム”は診療所におけるシェア第一位と言われています。当クリニックも開院当初導入するプランもありましたが、とても高くて手が出ませんでした。
ヘルスケア事業部は黒字体質ですが、パナソニックが大赤字なので売却してしまうようです。
儲かっている部門を売却して、赤字のテレビなど家電につぎ込むという考え方は理解できません。ヘルスケア部門のほうが未来があると思うんですけどね。
当クリニックの電子カルテは”ダイナミクス”、パナソニックと比べるとマイクロ企業ですが、医師でもある創業者が作り出した使いやすい電子カルテです。


ちょっといい話

先日の昼休み、クリニックの入居するイーストビルのトイレ(クリニックのトイレでなく2Fの廊下のはしっこにあるトイレです)に入った院長ですが、個室から声が聞こえてきました。
用を足そうとする小さな子供の声と困ったような大人の声で”あれ、紙がないなあ”。
休日明けでビルの清掃の人もまだ回ってなかったのでしょう。トイレットペーパーがないようすです。

ちょっと迷った院長ですが、声をかけました”紙がないんですか?”
”そうなんです”という返事に、”いきますよっ”とトイレットペーパーのロールをドア越しに投げ込みました。
どうやら役に立ったようです。
「義を見てせざるは勇無きなり」
と言うではありませんか(それほどのことではないけれど)。

2013年3月26日火曜日

暖かいんだか寒いんだか

東京ではお花見、テレビで見るとびっくりするほど軽装の人々が映っていますが
まだ朝夕寒いですよね。クリニック横の比治山の桜もまだまだという感じです。
先日は歩いて帰宅中に吉島病院で数年間一緒に働かせていた某先生とばったり
。数年ぶりにお会いしましたがお互い元気そうですね、というちょっと熟年らしいご挨拶(笑)。
黄砂やら何やらで車も薄汚くなっているし、来週の小さな会での発表はまだ準備できてないし、南区医師会総会、地域対策協議会なんかにも出席する羽目になっています。クリニックの週刊誌など読んでいる場合じゃないんですが。
小倉記念病院の”神の手”N院長が週刊誌で叩かれていました。睡眠剤中毒だとか溜め込んだ謝礼金5000万とかいわれ放題です。院長がまだ医学生だった昭和の末には心臓カテーテル検査の神と称えられていた大先生です。まだ後進に路を譲ってないのが?ですが事務長と訴訟合戦なんて”神の手”にはふさわしくありません。小倉記念なんかに長くいすぎたのが晩節を汚すことになってしまたんでしょうか。ちなみにあれぐらいのレンドルミン錠で中毒にはなるまいと思うのです

2013年3月23日土曜日

黒瀬先生医療功労賞受賞

県立リハビリセンター(当時)の恩師、黒瀬先生が長年の功績により受賞され、祝賀会が行われました。広島大整形外科の越智教授もめっちゃご多忙のなか出席され(いかに直の後輩とてスケジュール調節が大変だったとことと思います)、津下名誉教授はじめ数え切れないほど多くの整形外科医が出席しました。
親分肌の黒瀬先生には院長も20年以上前に学会発表の演題を夜遅くまでご指導いただいたことをよく覚えています(松山市から行きました)。体育会系とは毛色の違う院長のキャラに戸惑いながらも、その後も学会などで会うたびに親しくしていただいています。そんな上司っていまどき珍しいんです。
そのやりかたに多くの後輩が恩義を感じていることを、いまは立派になった(手術を退いた院長は除いても)たくさんの出席者を見ていまさらながら実感しました。
黒瀬先生おめでとうございました。
片山先生も天国で喜んでおられることと思います。

2013年3月22日金曜日

男女の関係って!?

先日夜、クリニックから帰宅途中にラジオを聴いていると、曲のリクエストで高校生になる知人の紹介で”社交的な性格で・・・男女の関係なく話ができて・・・”と言っていましたが、いまどきの高校生が”社交的”なんて言うの?
それにしても”男女の関係なく”って”男女に関係なく”でしょ?
男女の関係が分け隔てなくあったら大変!
年配のDJでしたが、読んでいて気にならないものでしょうか。

2013年3月17日日曜日

ドライ デー

先週水曜日はドライ デー dry dayでした。
ドライビールばかり呑んだ日?
いえいえ ドライ デーというのはお酒の入らない日のことです。
日本では休肝日と言ったほうが分かりがいい気がします。
ドライなビールというのは日本でできたものらしいし、
ワインやウオッカやジンのような度数の高い蒸留酒でもドライとは言わないような気がします。
シャンパンだとドライとは言わなくてブリュットという感じ。
でもシェリーなんかだと甘みの少ないタイプをドライといいますね。
週二回もdry dayにするのはとても無理。
ちなみに肝機能値はまったく正常です。

2013年3月16日土曜日

間違っていたと思うんですが

クリニックホームページ”院長の日常から”で触れていますが、4月から軟骨培養技術が保険適応になったという新聞記事は”股関節”でなく”膝関節”の間違いではないかと思います。
患者さんは”テレビでやっていた””新聞に載っていた”などよく見ておられますが、医療専門家から見るとあまりに一方的な意見であったり間違った見解も多くて、患者さんには”むやみに信用しないように”と常々お話しています。
新聞には整理係など多くの人が記事をチェックするといわれており、こんな大きな間違いを見落とすはずはないと思うものですから、こちらこそ勘違いをしているんじゃないかとよくよく見直しましたが、やっぱり間違っているとしか思えません。

院長は医療畑以外は無知なんで、他の分野のコンテンツで間違いがあっても気付かないわけで、
きっとこんなミスが随所にあるんだろうなとおもうと暗澹となります。
ご高齢のかたはとにかくTV、新聞、雑誌など信じていらっしゃるので。

2013年3月14日木曜日

吉島病院に受診しました

以前から気になる大きめの腫瘤があるので、ひさしぶりに吉島病院でMRI検査を行いました。
クリニックは午後休みで書類仕事も一段落付いたし、お願いしてみよう!と
当日朝にMRIのお願いをしたのですが、さいわい午後に検査時間の空きがあり検査を入れていただきました。
院長が勤務していたのはもう10年前までの5年間ですが、一生懸命に診療していた院長のことを覚えていてくれる職員さんも多く笑顔で相手をしてくれました。
放射線科の福田先生、黒子技師さんも申し訳ないほど丁寧に検査していただきました。
検査中はいつものように気持ちよく爆睡してしまいましたが、検査結果もまあ大丈夫ということで安心しました。
クリニックからちょっと遠いけど頼りにしている病院です。
診療の邪魔にならないように早々に退出し、夜は南区医師会理事会に出席しました。

2013年3月11日月曜日

忙しい一週間でした

アカシア医会幹事会、レセプト作成&送信と提出、自己炎症疾患に関する講演会、某医薬品講演会、広島市整形外科医会講演会と多忙な一週間でした。
花粉症はでるし、患者さんの中にも症状が出て困っているかたがたくさんいました。
主任看護師さんはひっこしで2日間お休みしました。
金曜日にはリハビリスタッフ会を行って、院内での事故対策とスムースな治療について話し合いました。患者さんが多いときは忙しくて大変なのですが、スタッフみんながよりよい医療を目指して努力してくれています。

2013年3月8日金曜日

花粉症治療を始めて少しマシ

昨夜は高校の同窓会の一部である”アカシア医会”の幹事会に、介護保険審査会を終えて参加しました。同級生の女性幹事が選んでくれていたのはシェラトンホテル7階の和食店でした。
講演会以外で入るのは初めてでしたが、新しいホテルらしく駅前広場を見下ろすガラス張りの店内はとてもオシャレです。
それでもお料理はあんがいリーズナブルな価格からありました。
呑み足りない(日本酒はわりと高く感じましたし、打ち合わせの会議なんであまり呑むのもヒンシュク)院長は流川に足を伸ばしてしまいました。
夜うろうろした割には花粉症の症状もでなかったようです。

2013年3月6日水曜日

糖質ダイエットの是非

週刊誌に糖質制限ダイエットは危ないといわんばかりの見出しが載っていました。
読んでみましたがまさに羊頭狗肉の見出しで、ちょっと考えるとおかしいとわかることばかり
書いてあります。
もともとはPLOS ONEという雑誌に掲載された日本の研究者の論文がネタモトのようですが、アメリカやヨーロッパ人を対象に研究された過去の論文を比較してまとめたメタアナリシスという手法です。そもそも人種も生活も病気も死亡原因もさまざまなんでそれをまとめるというのがどうかと思うんですが、著者の先生は統計学を専門とされるようでそういうの得意なんでしょう。
浅学な院長はPLOS ONEなんて雑誌は聞いたこともなかったのですが、フリーアクセスのジャーナルでインパクトファクター4というからたいしたものです。
しかし最近の見出しを見ると
Play to Become a Surgeon: Impact of Nintendo WII Training on Laparoscopic Skills
”任天堂WIIで腹腔鏡技術のトレーニングをする影響”
などという論文が載っているので、どういう専門の雑誌かわかりませんね。

2013年3月5日火曜日

やるじゃんスイス国民投票

スイスの国民投票で、経営者がとんでもない高給をとることを規制することが決まりました。
すごいねスイス!国民皆兵であったり国民投票がよくあったり、金●●が高校に通ったりとにかく風変わりな国ですが、経営者が極端な高給を取ることを制限する国民投票が通ったとのこと。
怪しげな銀行なんかもあるそうですがぶったくり資本主義に一矢報いてほしいものです。院長も生きているうちに一度は行ってチーズでも食べてみたい。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130304/erp13030409510005-n1.htm
この選挙に関するリンクはどんどん消えていて、経営者サイドの差し金じゃない?

2013年3月2日土曜日

クリニックホームページのコピーです

クリニックホームページの”院長の日常”の昨年11月~今年2月の記録です。
徐々に消去していくので記録します。
新しい記載は何もないので読むに値しません。

2月28日

25日は南区医師会主催の介護保険関係の講演会に、クリニックの理学療法士3名と出席しました。段原包括支援センターや周囲のケアマネージャーさんとも話をしました。電話や紹介状で連絡するときもお互いに顔の見える関係であったほうがスムースに進むことでしょう。

2月23日
毎年開催される松山市の著名な先生の講演会に参加しました。ご高齢なんですが実績に基づく抜群の学識と時流におもねらない高潔な人柄、若輩の院長の名前まで覚えておられるすばらしい記憶力に感嘆させられます。
内科の先生でこんなに関節や筋肉まで見ることのできるお医者さんは見たことがありません。整形外科系でも手術以外は関節に関心がない医者が多く、太刀打ちできるお医者さんはめったにいないでしょう。どこまでもゴールがないのが医学という仕事です。

2月21日
重症熱性血小板減少症候群(SFTSウイルスによるダニ媒介性疾患)で広島県内でも昨夏死亡者が出ていたとのこと。日本で4例目、ウイルス感染症はわからないことも多く、多数の症例の集積で解決法が見つかることが多いようです。特殊な治療法もなくて致死率10%もある。ダニのいそうな山の中に半ズボンで入っていくのはヤバイようです。

2月14日
今日は今年最多の患者さんに受診していただき混み合いました。木曜の午前中と土曜日はもっとも混んでいますので他の曜日に来ていただいたほうが待ち時間が少ないと思います。

2月11日
土曜日は午前中で診療を終了させていただき大阪で開かれたリウマチ関係のセミナーに参加しました。旅行者や受験生?で混み合うなか半日足らずの大阪往復でしたが、学会では聴けないエキスパートのリアルな本音を聴けた有意義な会でした。

2月6日
日本リウマチ学会の理事選挙に投票しました。もったいなくも学会評議員の端くれを務める院長には投票権がありますので、理事に立候補された著名な先生方からアピールをいただくこともあります。
猪狩先生、東京女子医大リウマチ膠原病センター30年誌ありがとうございました。お世話になった山中先生にはもちろん一票を投じました。

1月23日
午後休診の水曜日、院長は2ヶ月ぶりに自身の高血圧と高脂血症を診てもらっている6階のイーストビルに行ってきました。現在のこの国の保険診療の仕組みでは院長や家族が自分のクリニックで診察したり投薬したりはできないことになっているのです。
かつて薬漬け医療を改善すると称して、お薬の院外処方を推し進めた結果がとほうもない医薬品費用の増大につながっているのは明らかです。大きい病院の周りにはたくさん門前薬局が林立していますが、儲からなかったら誰も作るわけがありせん。その傾向はTPPが成立し世界で最も薬代の高い金儲け主義のアメリカ的医療が広まるとますますひどくなるでしょう。政治に絶望させて自民党政権を復活させた野田前首相の罪は途方もなく重いものがあります。

2013年1月13日
広島義肢装具研究会に出席し、膝と足の装具に関する講演を聴きました。今年は暖かい日でよかった。

12月28日
今年の診療も明日で終わり。月並みですがあっという間の一年でした。もうじき開設4年目の当クリニックですが、スタッフ全員の努力で着実に成長しています。
患者さんに”このクリニックで元気をもらっています”と言っていただくとすごくうれしいのですが、私たちこそ患者さんの笑顔に元気をもらっているのです。

12月16日
サンフレッチェ広島の優勝パレードを見に行ってきました。写真はエース佐藤寿人選手です。
すごい人出でした。ちょうど院長の出かけた国泰寺あたりには熱心なサポーターも多かったようで応援歌を歌ったり掛け声が飛んだり盛り上がっていました。100m道路を閉鎖してのパレードには関係者の方たちのすごい努力があっとものとも思いますが、広島を盛り上げるとてもいいイベントでした。
それにしても選挙にぶつかってしまってニュースではあまりとりあげてもらえませんね。

12月7日
先日は広島大学医学部で開かれたリハビリテーション医学会中国四国地方会に出席しました。

11月28日
南区医師会学術講演会で座長を務めました。
いまや骨粗鬆症は糖尿病をはじめとする生活習慣病のひとつとして考え、骨折を生じないように十分対策を行うべきであると言う内容でした。脊椎の圧迫骨折や大腿骨の骨折などを生じてしまうとその生命予後の短いことも心配されるのです。

2013年3月1日金曜日

トランスヴェールエクスプレス閉店

トランスヴェールエクスプレスっていうのは千田町マダムジョイのまえにある
電車を利用したレストランです。
広電が百周年記念行事で昨夏オープンしたんですが、この3月で不振のため閉店とのこと。
場所的におしゃれ系飲食店はゼッタイ無理!という立地でした。
マダムジョイ千田町店の飲食店も以前からにぎわっている感がまるでないのです。
解任されて話題になった元官僚の広電前社長が企画したのなら、経営者としてに見る目がない、ということを改めて示したことになるでしょう。