2015年5月30日土曜日

アカシア医会

広大附属校出身の医師の会、アカシア医会が今年も開かれました。
広大附属校校旗
なんと記念すべき50回!なのでした。右側の紫の校旗は廣島高等師範学校附属中学校という昔の校名です。最も年長の先輩から最若年の現役医学生100回生まで上下50年以上の同窓生が集まりました。
恒例の講演は、節目の歳なので元教官のなかでもとりわけ個性的だった先生お2人にお願いしました。お話を伺って往年の附属学校生活の懐の深さというかでたらめさというか、自主性を重んじる校風をいまさらながら痛感いたしました。
当時はひどくうるさそうに見えた教頭先生が裏では周囲からの非難を撥ね退けて附属の校風を守って下さったことには驚かされました。
若いときというのは至らないものです。
さりげなく準備をこなした代表幹事の69回香川医師
最近恒例の最後の締めは元東大応援部部長の69回槙本氏によるエール(東大野球部が数年ぶりに勝利を挙げて喜んでいました)と最も若い医学生による万歳三唱で終わったのでした。

2015年5月24日日曜日

サガというものでしょうか

水曜日は午後1時までの当クリニックですが、今週は大先輩医師に招集されて手術の手伝いに行ってきました。
目一杯診療してから移動しての手術なんで予定通り昼食抜きで手術一例目。無事終了して次の手術出しまで時間が有るのでとうとう近所のコンビニまでお昼を買いに行ってしまいました。
そのあとにもう一例手術があり何千万円もするに違いない手術用顕微鏡がよく見えることに感心しつつ無事終了したのでした。
もう手術はたくさんと思って開業医に移行した院長ですが、知恵とテクニックが即時にものをいう手術場での働きにはやっぱり引き付けられます。なんたって20年以上修行した場所なんで、ここでスペシャルな腕前を披露できてこその外科系医なんです。

2015年5月15日金曜日

ブログを集約中

このブログはクリニックのホームページに設定されたものに移行しています。
よろしくお願いします.
このページとどう役割分担したものか、悩み中。
リンクも張れないし。
ともあれ明日のセミナーのパネリストの役割を果たす準備をしています。

2015年5月7日木曜日

アメリカ医療大崩壊

アメリカでは個人破産の大きな原因はなんと医療費です。
ベラボーに高い医療費に対して、全体がカバーされる保険に入れる人はわずかなので
定職がある人でも思わぬことであっというまに医療費が払いきれなくなり破産。
日本ではアメリカの医療が進んでいるという印象がありますが、とんでもなく高い医療です。
最近の新薬は従来の薬と効果がそれほど違わないのにかなり高いものばかりです。
私たち医師もプロモーションに釣られて新薬を使うのを控えることを考えねばなりません。
厚生労働省は崩壊しているアメリカ医療を見習っているようにしか見えないので、
近い将来日本でも保険会社と製薬会社、病院チェーンばかりが繁栄し、
患者は受診できるところがない、そんな世の中になりかねません。
そういう意味ではTPP参加はマイナスです。