自らの排泄物を養分をして池に投入し、そこでクロレラと熱帯魚を育ててそれを食べる。
この実験を自分でされたのが、クロレラ博士といわれた中村浩先生でした。
東大理学部卒、九州大教授という経歴ですのでれっきとした学者先生だと思われます。
著書もたくさんありますが、院長が持っているのは”糞尿博士 世界漫遊記”という、社会思想社の現代教養文庫という名前からして学問的な文庫から出ていました。
初版1972年、持っているのは1982年の第18刷なんで大学生のときに買ったのでしょう。先生が世界を股に掛けて研究者と議論するシーンが多く、きっと英語もご堪能だったとおもわれます。
ところがクロレラ博士は残念なことに70歳で亡くなっておられるのでした。
クロレラを食べても長生きにはつながらない、感じです。