2013年8月19日月曜日

境港のマグロはいかんらしい

院長が子供のころは、広島の魚屋さんやスーパーではめったにマグロを売っていることはなかったように思います。そのころは回転寿司なんてのもなかったし、瀬戸内のおいしい魚があるんだからマグロなんて食べなくてもよかったのでしょう。
いまはどこでもマグロを売ってます。世界中のマグロの7割は日本で消費されているとのこと。
そして最近は鳥取県の境港でごっそり水揚げされています。そのほとんどが30kg以下の若いマグロなんだそうです。
巻き網で小さなマグロも一網打尽してしまうので、となりの山口県では大きなマグロがさっぱり取れなくなってしまいました。青森大間のマグロはテレビですっかり有名になりましたが、あんなに大きくなる前にごっそり捕ってしまう。
小さいし、網で捕まえるときに身がいたんでしまうので価格もずいぶん安くなり結局漁民のためにもならないのに全部捕ってしまう。
目先のことしか考えてないようでは将来捕れなくなってもしょうがないですし、もともと広島人がそれほど好まないマグロをセールで大量に売りさばく大型スーパーにも考えてほしいものです。