2011年9月3日土曜日

台風にもかかわらず

台風が直撃しそう、暴風雨必至という予報で、受診予約もどんどん取り消しになりほとんど患者さんも来られないだろう。予約のある患者さんにもこちらから電話して、危ないから予約日の変更をお勧めしました。
しかし暴風雨のなか受診される患者さんもおられるだろうから休診するわけにはいかないので、診療は通常通り行う、しかし台風が来て午後交通機関が止まると帰宅困難になるスタッフなど3名はお休みと決めておきました。
ほとんど開院休業だろうなと覚悟していた今日ですが、朝から雨も降らず、朝9時には閑散としていたクリニックも徐々に患者さんが増えて、いつもより少ないスタッフは結構忙しくなりました。
雨が降らないとほぼ確信された午後にはつぎつぎ初診の患者さんが来られましたが、あまり診断に困ることもなくほっとしました。
最後は一人暮らしのお年寄りを、血縁でもないご近所の方が連れて来られました。保険証もお金もどこにあるかわからないので診察料まで立て替えられ、地域の助け合いがまだ生き残っていることを実感しました。