超音波エコー装置は内科や産婦人科などでは当たり前の診断手段ですが、硬い骨が多い整形外科領域ではあまり活躍の場がありませんでした。しかし最近の機器の進歩により活用の場が増えており、広大病院整形外科にも導入されています。
また皮膚から近い部位での病変が多い関節リウマチでは特に期待されています。パワードップラーが搭載されている機器では滑膜炎を画像的に捉えることが出来るため、今後は欠かせない手段となりそうです。
名古屋から講演に来られた先生は”ベンツの替わりにエコーとエコカーを”と洒落ておられましたが、院長も車は9年目の車検を通して、新車の替わりに最新のエコー装置を買ってしまいました。整形外科/リウマチ科で使っているのはたぶん広島市で3台目のはず、何冊もテキストは持っているのでテクニックの向上に励みます。