2012年12月29日土曜日

広大で行われている膝軟骨損傷の治療

 自らの軟骨細胞を体外で培養する「自家培養軟骨」の製造・販売が、今年7月、厚生労働省の認可を受けた。早ければ来春にも、スポーツによる軟骨損傷などを対象に、治療が広く行われるようになる見込みだ。

■高い安全性 スポーツ外傷治療など 来春以降にも
 軟骨は、膝などの関節内の骨と骨の間にあり、骨同士がぶつかるのを防ぐクッションの役割を果たしている。
 骨折しても再びつながる骨と違い、軟骨は一度損傷すると戻らない。軟骨には血液も神経も通っておらず、傷を治すために有効な細胞が少ないためだ。
 損傷が小さければ、影響の少ない場所の骨と軟骨をごく小さく切り取り、軟骨が欠けた部分にはめ込む方法がある。ただし損傷が4平方センチ・メートル以上と大きい場合は、有効な治療法がなかった。
 そこで、広島大整形外科の越智光夫教授は、固形の培養軟骨を作ることを検討し。「アテロコラーゲン」に注目し細かく砕いた軟骨から分離した細胞をコラーゲンに混ぜて培養したところ、ゼリーほどの硬さの培養軟骨を作ることに成功した。
 損傷した部分の形に合わせ、培養軟骨の形を整える。手術で損傷部分にはめ込み、骨膜で蓋をして縫い付ける。

 
 自家培養軟骨を使った治療は、04年から広島大を含む全国5病院で治験が行われ、30症例中9割以上が「有用」とされた。
 膝のスポーツ外傷と、スポーツなどで関節に繰り返し力がかかって発症する「離断性骨軟骨炎」が治療の対象だ。高齢者に多い変形性膝関節症による軟骨の損傷は、対象とならない。
 大学病院などの治療体制の整っている病院が、実施施設となる見込みだ。
越智教授は「自らの細胞を使う自家培養軟骨は安全性が高い。多くの患者さんが痛みがほとんどなく、日常生活に支障がないまで改善する」と話している。
読売新聞(ヨミドクター)で取り上げられました。
 

今日の診療は午前12時までです

いつもは土曜日2時30分まで診療の当クリニックですが、年末最後の明日は午前12時で終了します。
ご了承ください。
今日最後の患者さんは院長が最後に勤めていた済生会広島病院で4年以上前に診療した患者さんでした。
私が段原で開業したのを知って受診されたようで、こういうことがあるとうれしくなります。
以前の印象が悪いとわざわざ受診してくれるはずがないですからね。

2012年12月26日水曜日

インフルエンザ流行入り

広島県もとうとう流行入りとのことです。
当クリニックの患者さんにはまだ発症なしと思いますが、ウイルス性胃腸炎(ノロとかロタなどさまざまあります)の患者さんはぽつぽつ発症しています。
家族内に下痢や吐き気の症状があったら、感染しないよう十分な注意が必要です。
吐いたものや便にはものすごい数のウイルスがいるので決して素手で触らないように。使い捨てのビニール手袋が便利です。

年末は29日(土)までです

今年は29日(土曜)昼12時まで診療します。
新年は1月4日(金)朝から診療します。
今年も全力で診療しあっというまの1年間でしたが、
患者さんに感謝の言葉をいただくたびに(ちょっと恥ずかしいけど)胸が熱くなります。
このクリニックを率いるものとしてとてもうれしいのです。
大きな病院と違って、患者さんの評価は私たち診療スタッフ、リハビリスタッフ、受付スタッフに
じかに響くものなのです。
皆さん一年間ありがとう、
患者さんが来て下さるからこそ来年もがんばろうと思えます。

2012年12月19日水曜日

広島市内ではインフルエンザはまだ流行していない

広島医師会臨床検査センターニュースによると、
先週市内の定点で観測されたインフルエンザ患者の数は
流行とされる人数よりだいぶん少ないとのことですが、
それでも毎週増加しつつあります。
呼吸器の弱い患者さん、関節リウマチなどでメトトレキサートやプログラフといった
免疫抑制剤を使っている患者さん、生物学的製剤を使っている患者さんは
ワクチンをうっておくべきです。
ワクチン接種後に免疫を得るまで数週間かかるとされており、本格的な流行後では
間に合いません。
クリニックのスタッフは全員接種しています。

2012年12月17日月曜日

サンフレッチェ広島の優勝パレードに行ってきました

優勝パレードはカープ初優勝の1975年以来だから37年ぶり。
生きているうちにまた見れるかどうかわかったもんじゃない、で
自転車に乗って見に行ってきました。
 MVP佐藤寿人選手は先頭のオープンカー
 そのほかの選手は東京から来たらしいパレード用2階建てバス2台で登場。
西川選手左手のPIP関節脱臼骨折手術のあとが痛々しい。
ヘリコプターも6機飛び回っていました。
 

2012年12月15日土曜日

北朝鮮の”ミサイル”

突然に発射された北朝鮮の”ミサイル”ですが
前回のミサイルのときはマスコミが”飛翔体”などという奇怪な単語を使っていました。
今回は”ミサイル”で統一。
どこでどう示し合わせたのかどこのマスコミも右にならえ体質で
同じことばっかり言うのならニュースなんてひとつあれば十分です。

私たちのクリニックでは型にはまらない一人ひとりの患者さんに
最適の医療を追求しています。

2012年12月14日金曜日

フォアグラに異物

198円で買ったちっちゃいフォアグラですが
写真左側に見える金属箔が混入していました。
なんたって198円ですから文句を言う気にもなりませんが、
さすがフランス製。
日本製なら大騒ぎですね。
 

2012年12月13日木曜日

サンフレッチェ勝利

クラブワールドカップでサンフレッチェ広島が韓国蔚山に勝利して5位になりました。
おめでとう。
ところで5位の賞金は1億1700万円だそうです。
さすがワールドカップの名がつくだけあってすごいですね。
Jリーグの優勝賞金は2億円。
合わせて3億1700万円の賞金です。
経営的には苦しいといわれるサンフレッチェには干天の慈雨ですね。
Jリーグ2位で終わっていた場合とは大違いです。

2012年12月11日火曜日

地球温暖化ってどこの話?

すごく寒いですね。
広島市近郊でも積雪が見られ、真冬並の寒さ。
まだ12月前半なのにどうしちゃったんでしょう。
つい先日地球温暖化対策何とかで国際会議をしていましたが
この寒いのになに寝言言ってんだと思ってしまいます。
寒い日はやはり患者さんの出足もゆっくりなんで、
早い時間に受診されると待ち時間も短いです。

2012年12月7日金曜日

フォアグラ198円

マックスバリュ段原店で冷凍フォアグラを198円!!で売っていました。
以前からまったく売れている様子がなかったので見切り品のようです(賞味期限は来年7月)。
もちろん男性の親指大のちっぽけなものですが198円ですからね、買ってしまいました。
ところが院長以外にも安物に飛びつくお客がいると見え、20くらいあったのが今日には売り切れていました。

2012年12月5日水曜日

ビオラ

自宅マンションのベランダ、寒くなると毎年ビオラを植えています。
水遣りと終わった花の始末くらいしかしないんですが、来春まで次々と咲いて
目を楽しませてくれます。とっても安いんですが。

2012年12月3日月曜日

宇品線知ってますか?

広電5番線じゃありません。
かつて国鉄の宇品線(広島駅-宇品港)があったのです。
段原の真ん中から今の広大医学部前を通っていました。
その宇品線の雑誌をマックスバリュ4階の書店で見つけました。

下の写真は”南段原駅”です。
いまとなってはどのあたりか見当も付かないんですが、
院長が小学校に入ったばかりのころはまだ1日に数本列車が走っていました。
廃線になったあとも学校帰りに線路の上でずっと遊んでいたのをよく覚えています。